パチスロの歴史

 ・パチスロの歴史
  ・0号機  〜1985
  ・1号機  1985〜1988
  ・2号機  1988〜1990
  ・3号機  1990〜1992
  ・4号機  1992〜2006
  ・5号機  2006〜
 ・用語解説
  ・用語解説
 

0号機

〜1985

 ※主な仕様
 ボーナス決定方式・・・吸い込み方式
 ボーナスゲーム・・・「大当たり役」のことで12回のJACゲームが出来、店が設定した打ち止め枚数まで次回のボーナスゲームが高率で当たる。

 1985年の「新風俗営業法」以前の機種を指して便宜上「0号機」という。基準など無かった時代なので、極端にスベリの有るものや、反対にスベリの少ないもの、目押しすれば狙った絵柄を揃えられるという目押しの出来るプレイヤーにとっては攻略の対象になった。 リールもギアで動くものだった機種では、窓を抑えることでリールを止めることができたものもあった。
 役は、ボーナスゲームと小役ゲームのみで構成され、一度ボーナスゲームが当たると次回のボーナスゲームが高率で当たり、店が設定した打ち止めまで続くようになっていた。 また、連チャンの規制も無かったので激荒の波を持った機種もあり、リバティーベルでは50連チャンの話も有った。役の決定方式は、吸い込み方式だった。
 尚、パチスロパルサーには山佐パターンと呼ばれる独特のリーチ目があって、リーチ目表(大量リーチ目タイプなので代表的なパターンのみ)がホールに張り出されていた。 このパターンは現在まで続いていて、パルサーシリーズのウリになっている。
 なお、当時は今のように無制限で交換率が5〜7枚交換というものではなく、ボーナス1回ごとに交換し交換率も10枚交換などというホールがざらにあった。 またリプレイもなかった。コインサンドもまだなく、通貨を50枚単位で包んであるのと同じものをカウンターで1000円で交換していた。今でも高年齢の人が1000円を1本と呼ぶことがあるのはこのときの名残である。
 メーカーは現在のパチスロシーンのメンバーがほとんどで、オリンピア・ユニバーサル販売(現アルゼ)・高砂電器(現アビリット)・サミー・北電子・バルテックなどが機種を発表している。

 ※代表機種
 パチスロパルサー、リバティーベル

 

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1号機

1号機、1.5号機 1985〜1988

 ※主な仕様
 現在と同等のボーナスシステム搭載(ビッグボーナス、レギュラーボーナス)
 ボーナス決定方式・・・大多数が吸い込み方式
 ビッグボーナスの枚数・・・純増370枚
 1メーカー1機種の規制

  1985年の「新風俗営業法」以降の新風営法に基づいた全国統一認定基準に適合する機種を指す。パチスロは「回胴式遊技機」として規制される。
 1号機は、改造基盤を取り付け、「連荘」や「前兆」などのパターンを豊富に持つ機種が登場し、プレイヤーの攻略心に火を付けた。 しかし、改造基盤が溢れ過度の連荘を引き起こし、射幸心を必要以上にあおってしまったため、改造防止対策として1987年に1.5号機へと推移した。 1.5号機は「日本電動式遊技機工業協同組合」(日電協)のROMに統一し、基盤を封印する事で不正に対抗するというものだった。ゲーム性的には、投入枚数によってボーナスを成立させる「吸い込み方式」をとっているものが多い。

 ※代表機種
 ファイヤーバード7、プラネット

 

2号機

2号機 1988〜1990

 ※主な仕様
 コインを50枚まで貯留できるクレジット機能が採用
 ビッグボーナスの枚数・・・純増370枚から純増350枚に
 1ゲーム間が4秒以上、ウェイトを義務化
 ボーナスは吸い込みでなく、完全確率方式
 シングルボーナス、集中役の登場
 1メーカー2機種の自主規制

 2号機が現在のパチスロの基本を作ったといっても過言ではない。
 2号機から集中役というものが登場し、フルーツやSINの集中で一撃数1000枚overもあり得た事から大人気となった。
 4号機でも大ヒットした「アラジンA」(サミー)のアラジンチャンスは2号機「アラジン」に搭載されていたものである。
 高いギャンブル性ですぐに3号機へと移行していくことになる。

 ※代表機種
 アラジン、センチュリー、アニマル、バニーガール

 

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3号機

3号機 1990〜1992

 ※主な仕様
 小役集中の大幅規制
 1メーカー3機種の自主規制
 ウェイトを4.1秒に

 1990年、2号機の規則に修正が加えられた。ここからが3号機の時代となる。
 2号機のギャンブル性を抑えた仕様であり、人気のあった集中役に対する規制が強化されたため、ゲーム性が画一化されてしまいつまらなくなり、 結果的に連チャンを誘発する仕掛けなど違法な裏モノが多く出回ることになった。
 それへの対処として大規模な基板改修や再封印が行われた結果、パチスロ人気が急落した。

 ※代表機種
 コンチネンタル、ワイルドキャッツ、リノ、スーパープラネット

 

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4号機

4号機、4.1号機、4.5号機、4.7号機 1992〜2006

 ※主な仕様
 メーカー自主規制の撤廃
 JACゲームを6回から8回に
 リプレイの登場
 フラグ表示機能の搭載許可
 BB/RB以外のフラグ持ち越しの禁止
 期待値方式の採用
 4thリールや液晶搭載機の登場
 CT(チャレンジタイム)搭載機登場
 RT(リプレイタイム)搭載機登場
 AT(アシストタイム)搭載機登場
 ストック機登場
 ウェイトを4.1秒に

 「小役回収打法」「リプレイはずし」など、打ち手の技術介入度が高い機種が続々登場。「目押し全盛時代」と言われる。その後、1998年に登場のCT機がブーム。
 同じく1998年に大量獲得機、マルチライン機も登場。1999年には4thリールや液晶を搭載する機種が登場し筐体そのものも大きな進化を遂げた。4thリール搭載の大花火が大ヒット。  そして2000年、いよいよ4号機史上最大の問題を投げかけることとなるAT機とストック機の登場でパチスロシーンは一変する。
 完全確率をベースとした規制であるが、規定の拡大解釈により、大幅な変貌を遂げる。ATがブームになり、射幸心を扇ぐ形に発展した。
 最初はスーパーBIGなどの名目でBB中の小役ゲーム中に3種類の15枚役を高確率で成立させ、ナビによって大量獲得させるなどという方法をよく使っていた。 これを通常時に採用し、12択という奇抜なアイデアで登場したのがサミーの「獣王」である。 保通協ではボーナス以外の出玉でここまでの破壊力を作れるとは想定しておらず、検定試験でも、このような目押しを考慮にいれた出玉は検定外だった。 2003年にはいくつかの機種は検定を取り消された(ミリオンゴット、アラジンA、サラリーマン金太郎など)。
 また、初の合法ストック機「ブラックジャック777」が登場。成立したボーナスを一旦内部にストックし、通常リプレイの確率を上げ、 制御でハズすというRTの拡大解釈でボーナスを揃えられない状態を維持し、規定の条件を満たすまで放出しないように設計したものが「ストック機」である。
 これにより、すさまじいハマリと連荘を演出出来るようになった。
 2004年には北斗の拳が大ヒット。販売台数はパチスロ史上最高に。

 ※代表機種
 4号機・・・クランキーコンドル、ニューパルサー、サンダーV
 4.1号機・・・スーパーリノ、ハナビ、大花火、アステカ、獣王、キングパルサー、アラジンA、ミリオンゴット
 4.5号機・・・北斗の拳、主役は銭形、吉宗、秘宝伝
 4.7号機・・・北斗の拳SE、押忍!番長、トゥームレイダー

 

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5号機

5号機 2006〜

 ※主な仕様
 ストック機能の搭載禁止
 ボーナスを総払い出し枚数で(最大480枚、CT搭載機種は360枚)
 リールのスベリ禁止
 リール上の液晶などの表示禁止
 CTは引き続き搭載可能に
 ATの禁止

 射幸心を煽りすぎた4号機と比較して出玉性能が大幅に制限される反面、技術介入面での差はさほどなくなり、打ち手に平等になった。 と思いきや、リプパンはずしによる大きな技術介入が搭載されている機種もある。
 ただ、5号機そのものは、まだ確立されている状態では無い。そのため各メーカーは手探り状態でリリースを試みている。 今後、4号機時代の様にリプパンはずしに準ずる様々な解釈方法を反映させた機種が発表される可能性は極めて高い。
 

用語解説


 ・吸い込み方式(0号機、1号機)
 吸い込み方式(すいこみほうしき)とはパチスロの抽選方式の一つ。特定枚メダルを吸い込むか、特定回転消化するとボーナスに当選する仕様の台。
 前回ボーナス終了時には次回ボーナス当選の吸い込み枚数または回転数が決定されていて、基本的には毎回転のボーナス抽選は行わない。従ってボーナス当選を意図的に偏らせる事が可能で、完全確率方式の機種よりも出玉推移が激しくなりやすい。
 2号機になって完全確率方式制となりそれに伴い禁止されたが、2号機,3号機の多くは意図的な乱数操作により過激な連チャン性を演出していた。2号機,3号機の殆どの機種と4.5号機のサイレントストック機は事実上この抽選方式を使用している機種が多い。


 ・完全確率方式(2号機〜)
 完全確率方式(かんぜんかくりつほうしき)とはパチスロの抽選方式の一つ。ボーナスの抽選をボーナス中の小役ゲームとボーナスゲーム(機種によってはボーナスフラグ当選後の通常ゲームも)を除いたすべての通常ゲームで常に一定確率で受ける仕様。
 常に一定の確率で抽選を行っているので、意図的な偏りは存在しないとされる。
 2号機以降の機種はすべてこの抽選方式となっているはずであるが、AT機やストック機は実質出玉を操るATやボーナス放出を抽選するサブ基盤がほとんどの場合完全確率方式では無い為、事実上の抽選方式は吸い込み方式や上乗せ方式、貯金方式となっている場合が多い。
 

 ・Aタイプ、Bタイプ、Cタイプ(4号機)
 ビッグボーナスが期待値方式(ゲーム数もしくはJACゲーム数が固定)となる。その固定されたゲーム数をクラス分けしたもの。
 Aタイプ・・・小役ゲーム最大30ゲーム+JACゲーム最大3ゲーム。(大花火、獣王、キングパルサー、吉宗など)
 Bタイプ・・・小役ゲーム最大30ゲーム+JACゲーム最大2ゲーム。(アステカ、コンチ4Xなど)
 Cタイプ・・・BIGボーナスという概念が存在しない。一般的にはボーナス状態に入るとレギュラーボーナスが連続で揃うようになったり、シングルボーナスが連続で入賞するようになる。(ミリオンゴット、北斗の拳など)


 ・AT(4号機)
 アシストタイムの略。登場当初はBIG中の小役ゲームにおいて6択、12択の小役をナビし獲得枚数をUPさせる(ハイパービッグなどと呼ばれた)ものであったが、獣王のサバンナチャンス(通常時に揃う6択の15枚小役を完全ナビ)やミリオンゴットのゴットゲーム (ボーナスを搭載せずATによる15枚役の小役ナビのみ)と言う機種も登場。5号機より禁止に。


 ・CT(4号機、5号機)
 チャレンジタイムの略。アステカで一世を風靡。定められたゲーム数、純増枚数を超えるまでは小役、リプレイの確率が大幅UP。定められた純増枚数を超えないように小役を意図的にはずすことが必要だった。 CT中もボーナス抽選が行われるのでコインを持たせながらの遊戯が可能に。ATの登場で次第に廃れていくが、5号機でも多少仕組みが変わったが搭載可能に。


 ・RT(4号機)
 リプレイタイムの略。規定ゲーム数を超えるまでリプレイが頻発する。RT中もボーナス抽選するのでコインを持たせながらの遊戯が可能に。
 4号機後期はストック機に用いられた。ボーナス終了時にRTゲーム数が決められRTゲームを消化しきるまでボーナスに当選しないと言うもの。
 ストック機のRTでは内部でリプレイが当選してもリール上で揃うものと揃わないものがあり通常機種とリプレイ確率はほとんどかわらない。

 
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